セクハラ部長と肩こり

これは昔、「肩こり事件簿」というテーマの投稿でテレビに採用され、商品としてウコン茶3万円分もらったほどの話。こっちで放送されていない番組だったので、その放送内容をVHSとDVDで送ってもらってある。

電話で詳細取材をされたけど、そのときに「災い転じて福と成す、ですね」というキーワードを言わされた。あと、初めて番組内容を見たけど誇張がすごいですな…



20歳で初めて正社員として働き始めた。テレフォンアポインターのアルバイトから採用されたので、台本(というのが実はある)を書いたり、アルバイトさん達をまとめるお仕事。やることは多いし、全員年上の人たちを束ねるのは、なかなかのストレスだったかも。

で、「50代前半、坊主頭で強面、関西弁がさらに怖さをしている」という部長がいたのだが、まーテレアポさんの肩を後ろから親しげにポンポン叩く叩く。なのでアルバイトさん達は「セクハラじゃないの」的に話してた。

で、ある日あたしが仕事をしているときに、その部長が背後にまわって「仕事頑張ってるなー」と両肩を叩かれたわけです。

あー、こういうのがセクハラ部長と呼ばれる由縁かー、でもあれ? なんだこの感じは。

部長の親指、ツボにヒットしてるんですけど。

実はあたし肩こりが酷く、中学生の頃に既に父親に揉んでもらったほど。「部長、もっと強くお願いしますー」って言ったら、逆に部長が動揺しているという。

これをきっかけに、単身赴任の部長は独り暮らしのあたしを可愛がってくれるようになって、「お互いにひとりで飯を食うのも淋しいやろ」とご飯を誘ってもらうことが多くなりまして。不倫の噂もたちましたよ(=_=;)

その部長は電通

(だったかな)

の営業だったり、テレフォンアポインターの教材ビデオにも出てくるような人だったり、かなりのやり手でして。ご飯のときにお仕事の姿勢とか要領とか、いちばん苦手な「人を束ねる仕事」などいろいろ教わったなぁ。

部長が教えてくれたことは、今でも役に立っております。

でも遅刻癖は未だに治らなくてごめんなさい;;

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